桐生断食道場

この世の真理の話が前回途中になりました。

真理とは宇宙の決められごと、法則、原理原則、秩序、摂理のことをいいます。

ことわり。理。ですね。これが法則です。

真とは宇宙を現します。

この真理という決められごとを知らないことは、交通法規を知らないで運転しているのと同じです。

なので、是非これを知っていきていくことがこの世の大命題なのだということを忘れていけません。

この決められごとは生活を通して痛い思いをして身につけるものになります。

失敗しない人には絶対と言っていいほど、身に付きません。

なので、どんどん失敗することが大事になります。

例えば、師匠から幾三は掃除は端をキレイにするんだ。ということを言われました。

なので、それを気をつけて掃除をしますが、「まだダメだ！」

というお叱りを受けます。

師匠は理由はいいません。

自分で見つけます。

そして、ただ拭くのではなく、そのものの気持ちになって考えることが大事だということに気付き、

また、やります。それでも、また、お叱りをうけます。

そして、またやります。

そうすると、掃除というものの真理が分かってきます。

キレイにすることが掃除なんだということ。

そして、掃除のしやすいように部屋をいつも整えておくこと。

そうしておかないと、キレイを保つ事ができないんだということ。

部屋をキレイにするためには、先ずは自分をキレイにしなければいけないこと。

などなど、決まっていることをいっぱい身につけることができました。

師匠は血液が私よりもキレイなために、汚れていることに気がつきます。

しかし、修行の身の私は、そこが汚れていても、多少のことと、見逃していたのです。

そうすると、先ずは自分という掃除を通して、これまたこの世の大命題に気付かせて戴くという感じになります。

これを修行と呼びます。

滝に打たれる、座禅を組む事を修行とは呼びません。

修行とはこの世の真理を身につける為にする行為。

そして、修業をする為にする行為を修行と呼ぶ事を忘れてはいけません。

真理とは、決められごと

そして、真理を学ぶ行為を修行ということ。

そのことを本当の修行を通して身につけていくことを

生きるという。

それを師匠からしっかり学ばせて戴きました。

では、こんなことよりも、

今日も楽しくやりましょう！

これが本当の修行です！

ありがとうございます。